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無条件に飲んでも効くのが薬だと錯覚しがちですが、同じ薬を飲んでも効く人と効きにくい人がいるのはなぜでしょう。
同じ病名でも体質や生活環境、心の持ち方で薬の効き目はずいぶん違ってきます。
われわれ薬剤師の職能は「効く薬を効くようにしてお渡しする」ことです。
じゅうぶんなカウンセリングをおこない、悩みや辛さを共有し、心を安らげてから薬を服用してもらうべく、早くよくなるよう祈る気持ちで薬を選び調剤をしています。
薬を渡すわれわれと、受け取るかたの心がいっしょになってこそ病気や悩みを解決していくと考えています。
歴史も定かでない大昔の薬師(くすし)は、病気で悩む人と同和して森にはいると「その病気に効く薬草が光って見える」と言い伝えています。
漢方薬もそうした多くの先人の知恵が集積されて今日に続いており、わたしも偉大な先人にすこしでも近づくよう勉強をしています。
改善は薬の効き目だけでなく、相談者の生活背景や心情をも考慮した処方でなければ的確な効果は得られないので、ゆったりした相談コーナーできめ細かなカウンセリングをおこなうようにしています。
イスに座ってゆっくりと悩みや不安をお話しください。 |
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心と体は車の両輪とおなじで、そのバランスが崩れバラバラに動き出すといろいろな障害(病気)をひきおこします。
疲れやすい、集中力がないなどからはじまり、やがて症状となり、疾患から慢性化へと進行していきます。肉体的な病気(とくに慢性疾患)は、「心」が病気を治す体制にすることで治り方が大きく違ってきます。
カウンセリングで「病気を治す心」の持ち方をお話ししています。 |
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おかげ様で125年 |
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最大の薬局よりも最良の薬局たらん。
父、祖父から受け継いだ歴史ある薬局。
私の大好きな坂村真民さんの「念ずれば 花 ひらく」の言葉を胸に、体や心にお悩みをお持ちの方のお役に立てるよう、日々精進しております。
また、私自身も心と体の調和の取れた漢方薬局として歩いていきたいと思っております。
創業120年を記念して、縁あって片岡鶴太郎さんにこの額を書いていただきました。 |
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